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花粉症目のかゆみ対策にみかんの皮とヨーグルトで相乗効果☆世界一受けたい授業

みかんの皮

 

2月6日世界一受けたい授業
1時限目 石井正則【いしい まさのり】先生
『最新研究でわかってきた!花粉症対策の新事実!』が放送されます。

今回は、花粉症対策にみかんの皮(陳皮)とヨーグルトで相乗効果で辛い症状を改善されることをご紹介します。

花粉症対策にみかんの皮(陳皮)とヨーグルトで相乗効果

みかんの皮

花粉症は体内の花粉に免疫細胞が反応して、ヒスタミンなどの化学物質が放出されるのが原因とされています。

日本農芸化学会で愛媛大食品機能学研究チームが、ミカンの皮と牛乳の成分の相乗効果が免疫細胞の反応を弱め、化学物質の放出を抑えると発表されました。

温州ミカンの皮に含まれるポリフェノールの一種「ノビレチン」と、牛乳成分のタンパク質「βラクトグロブリン」が、花粉症による炎症反応を抑える働きを持つことに注目したのが研究のきっかけのようです。

実験と効果

牛乳成分を含む飲むタイプのヨーグルト150mlとすり潰したみかんの皮を混ぜ、1日1回2週間摂取。
その結果、花粉症によるかゆみや結膜炎の症状を和らげる効果が確認されたそうです。
これはミカンの皮と牛乳の成分の相乗効果が免疫細胞の反応を弱め、化学物質の放出を抑えるとのことです。

ヨーグルトは牛乳タイプのもの、みかんはワックスや農薬がかかっていないものがよいですね。

みかんの皮(陳皮)は漢方薬

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みかんの皮を乾燥させ、1年以上たったものを陳皮という生薬になります。
中国では4000年前には、すでに医療として使われていたようです。

老廃物を排出し、血のめぐりをよくする漢方薬で、血圧降下作用、健胃、鎮咳薬として、食欲不振、嘔吐、疼痛などに対して用いられてきました。

また、含有成分である『ノビレチン』には、血糖値の上昇を抑える働きをしたり、抗認知症作用があることが分かってきました。

次に、家庭でできるみかんの皮「の利用法をご紹介します。

乾燥みかん皮のふりかけの作り方

では、みかんの皮を使ったふりかけの作り方をご紹介します。

  • みかんの皮をお湯でよく洗います。
  • 水気を拭きとり、ザルに並べ、天日か、日の当たる室内に干します。
  • カラカラに干せたら、細切りにして保存します。
  • 陳皮をすり鉢ですったら「みかんふりかけ」の出来上がり。

みそ汁やご飯にふりかけて食べると、ほのかな香りが食欲を増進させ体の抵抗力を高めてくれます。
冬の間にたくさん作って冷蔵庫で保存すれば、1年を通して食べることができます。
陳皮を肉料理に入れると、脂肪分が吸収されたり消化がよくなったりします。

みかん茶

千切りにして干したみかんの皮(陳皮)を急須に入れお湯を注げば、おいしいみかん茶ができます。
薬効も期待できますので、手作りみかん茶は食欲増進、からだの抵抗力アップに手放せません。

みかん丸ごと鍋

周防大島みかん鍋☆実も皮も丸ごとの食べ方や効果と栄養は?コレ考えた人

周防大島みかん鍋には、みかんが丸ごと鍋に入っているのです。
地元では、普通に食べられているそうですが、初めて見る者にとっては、すごいインパクトがあります。
生活の知恵に感心しますね。
あわせてお読みください。

お風呂にも

両手いっぱいほどの陳皮をお風呂に入れると、身体か温まり血流がよくなるので神経痛やリウマチなどの痛みが楽になります。
リラックス効果もあり、皮膚も潤ううれしい効果がいっぱいです。

こんなすごいみかんの皮を捨てないで、食べつくしたいと思い、みかんのママレードを作り、ヨーグルトにかけて食べました。
文句なしに、おいしいです。

また、ヨーグルトとみかん実と皮、はちみつを少しをフードプロセッサーで液状にして飲んでみました。
美味しいうえ簡単なので、毎日飲めますね。

今年の花粉症対策に期待が持てそうで助かります。

 

みかんの皮をお茶にしたり、ふりかけにして食べたりした、昔からのおばあちゃんの知恵はすごいですね。
辛い花粉の季節を乗り切ってくださいね~