笑ってコラえて! ダーツの旅

花巻の凄い日本酒「よえもん」濃醇辛口の味とこだわりとは?ダーツの旅

よえもん

 

3月2日『1億人の大質問!?笑ってコラえて!ひな祭り2時間SP  超有名人が行く! ダーツの旅』で藤原竜也さんが、岩手県花巻市石鳥谷町を訪れます。

全く人の気配がない石鳥谷町ですが、酒蔵の家を訪問して、出来立てのお酒「純米生原酒」を堪能するそうです。

岩手県花巻市石鳥谷町には、小さな酒蔵の川村酒造店があります。

今回は、この川村酒造店のとんでもないお酒「純米生原酒」の『酉与右衛門(よえもん)無濾過・純米生原酒』についてお知らせします。

 

花巻の凄い日本酒「酉与右衛門よえもん」の味

「酉与右衛門(よえもん) 特別純米 無濾過生原酒」のお話をするのに、「酉与」の字が気になってしょうがありません。
PCのデータベースに入っていないらしく、どうしても1字に打てないのです。
この2字を1字に頭の中で変換お願いします^^

こんな字です。画像がありましたのでご覧ください。
もっと詳しく見たい方は、画像をクリックすると楽天商品ページに進みます。

辛口フルボディで芳醇な日本酒

酉与右衛門は、米の旨味の豊かなフルボディ(日本酒にフルボディというのも?ですが)の生酒。
無濾過のため、ほんの少し滓が漂っていて、水色の瓶と美しいハーモニーを見せてくれます。
上立ち香はフレッシュな感じがしますが、含むと米のうまみが濃厚に感じられます。
舌に少しピリピリと感じるくらいの微発泡です。
後味は、すっきりキレがあります。

濃醸の日本酒

日本酒の風味は、アルコール、糖、酸、アミノ酸やミネラルなど数百もの成分の微妙なバランスで決まります。
甘辛や濃淡は、おおざっぱですがこんな感じで分けられます。

濃醇     酸やアミノ酸が多い。

淡麗     酸やアミノ酸が少い。

辛口     糖度が高い。 酸が多い。  日本酒度プラス表示

甘口     糖度が少ない。 酸が少い。 日本酒度マイナス表示

「よえもん」は酸度2.0、濃醇辛口のお酒です。
酸味が濃醇な旨味を引き締め、重さを感じさせません。
直汲み特有の微炭酸がのど越しよく、さらりと飲めてしまいます。

岩手県産・吟ぎんが(麹米)と長野県産・美山錦(掛米)を精米歩合50%で作られた「よえもん」や、徳島県産・阿波山田錦使用の精米歩合50%、酒度+6.5、酸度:1.9、アミノ酸度:1.1などの「よえもん」があります。
その他、山田錦や美山、ぎんがを使用しているよえもんもあり、微妙に成分に違いがあります。

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「酉与右衛門よえもん」の酒蔵・川村酒造店のこだわりとは

淡麗系が多数を占める岩手県で、独自路線の芳醇志向を貫いている酒蔵「川村酒造店」。
そこには、南部杜氏の強いこだわりがあるのです。

南部杜氏は全国一の杜氏の数を誇る

南部杜氏は酒造りの盛んな岩手で、全国で最も多い杜氏がいる杜氏集団です。
岩手だけでなく、全国各地でも活躍しているそうです。

杜氏たちは全国各地へ進出して、各地の酒造りをリードし続けており、360名程が南部杜氏の酒造りを展開しているのです。こうした酒造りのメッカである石鳥谷の地で、古来より培ってきた技術と酒造りの精神を結集して生み出した、紛れもない南部杜氏のお酒、それが<南部関>であり、私たちは、代々受け継がれた気風と誇りを持って製造し続けています。
出典:川村酒造店HP

「よえもん」は19代当主・川村酉与右衛門から命名

川村酉与右衛門氏は、16歳の頃より酒造出稼ぎに行き始め、24」歳の頃に「杜氏」として活躍し、第2回東北6県清酒品評会では優等賞、全国清酒品評会でも壱等賞金牌を受章した優秀杜氏。
また、合資会社「川村酒造店」の創業者でもあります。
杜氏の酉与右衛門氏が、蓄えの総てを投じて酒造業に転じたことや、300石の小さな蔵にこだわることにも、杜氏であり蔵元としての気概が伝わってくるようです。

この「杜氏魂(酒造家魂)」は代々受け継がれ、酉与右衛門氏の「良酒」造りの原点に帰り、岩手の地酒らしい味わいを伝えるために造られたお酒が「酉与右衛門」とのこと。

酒蔵・川村酒造店のこだわりとは

造り手自身が「うまい!」と言えるような酒造りを目指す事が、蔵元・蔵人共通の基本姿勢です。現在でも仕込み石数は500石程の小さな造り蔵ではありますが、手造りの良さを表すためには、小さく仕込むことこそが近道であり、本筋であると確信致しております。
出典:川村酒造店HP

現当主の川村直孝氏の言葉

「酒造りとは家業であり、企業では地酒を造れない」と私は思う。

この言葉に、良いものを作る人のスタンスだと感動しました。
伝統を受け継ぎ、常に努力を惜しまず、力まず侮らず。
ますます「よえもん」の魅力にはまりそうです。