美味しい大根おろしが食べた~い!
ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?1月20日で『大根おろしが甘くなるすりおろし方』が放送されます。
大根おろしって、甘いのが好きな人、辛いのが好きな人いますよね。
私は辛い派ですけどね^^
さて、ここでは大根おろしが辛くなるおろし方や甘くなるおろし方、なぜ違いがでるのかをご紹介します。
大根おろしの違いが出るのはなぜ?
昔から大根おろしの、甘み、辛味についていろいろな知恵がありますね。
家族で辛い派と甘い派がいる場合や、料理によっても辛いもの・甘いものを使い分けたい時、大根を変えるわけにもなかなかいきません。
そこで、1本の大根を上手に使い分けられたら良いですね。
大根と大根おろしの違い
大根にはグルコシノレート(辛子油配糖体)とミロシナーゼ(酵素)という物質が含まれています。
ダイコンおろしの独特の辛味はイソチオシアネート(辛子油)というものですが、大根おろしになって成分が均一化すると、つまりグルコシノレート(辛子油配糖体)とミロシナーゼ(酵素)は、互いに接触して酵素反応が起き、イソチオシアネート(辛子油)が発生します。
そんな仕組みで、大根はおろすと辛くなるのです。
これは、アブラナ科植物に広く認められ、ワサビやマスタードシードの辛味の発生もこの原理なのです。
甘くなる大根おろしと辛くなる大根おろしの違い
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では、実際に1本の大根で、『甘い大根おろし』と『辛い大根おろし』を作ってみましょう。
これがおなじ大根とは思えませんよ^^
甘くなるやり方
では、激甘大根おろしを作りましょう。
ミロシナーゼ(酵素)は、ダイコンの皮のごく表面に少々と、維管束形成層付近に多く存在するので、厚く皮を剥きます。
↓
食べる直前におろします。
これだけでも甘いですが、さらに甘くしたいときは電子レンジで温めます。
温まればだいじょうぶです。
辛くなるやり方
皮付きのまま、皮に近い部分をおろします。
↓
5分放置します。
酵素の反応が終わるのを待つためです。
しっかりイソチオシアネート(辛子油)が発生した大根おろしは辛いですよ~
大根おろしその他の注意点
- 大根はおろしてからの時間で味が変わること。
つまり、あまいのはすりおろした直後、辛いのは5分後。 - 大根おろしは、おろしてから10分後くらいから臭いが発生する。
おろしたてや10分までが美味しいということです。
大根のおろし器についての記事はこちらです。どうぞ~
大根おろし器 の人気は?楽な電動や100均もおすすめ|職人は銅製
なお、剥いた皮は、きんぴらでおいしくいただけます~
余った大根おろしも、とり肉を漬けるとか、玄米をたくときに使うとか捨てないで利用できますよ。
この利用法は、また取り上げたいと思っています。