フード

小麦粉でわらびを早くあく抜き☆炭酸(重曹)のやり方☆塩漬けや冷凍保存

わらび

 

春の食卓を彩る山菜。
香りや食感を楽しむだけでなく、ちゃんと栄養もあるのです。

でも、あく抜きが面倒と思ったり、苦くて食べられなかったりしませか。
今回は、失敗しないわらびのアク抜きの、小麦粉や米ぬかを使った方法と塩漬けして保存する方法をお知らせします。

小麦粉でわらびのあく抜き

わらび

わらびはあく抜きなしでは、苦くてまずくて食べられません。
ワラビの葉には発癌物質である「プタキロサイド」という物質が含まれてますので、必ずあく抜きしてください。

しかし、しっかりあく抜きをすれば、発癌物質はほとんど分解されますのでご安心ください。

材 料(2~4人分)

わらび・・・・・・・200g
水・・・・・・・・・・1.5L
小麦粉・・・・・・大さじ6
塩・・・・・・・・・・小さじ2

やり方

  • わらびの根元の硬い部分を切り落としておきます。
  • 鍋に水を入れ、小麦粉、塩を加え泡だて器でよくかき混ぜます。
  • 鍋を中火にかけ沸騰したら、わらびを入れて弱火で3~4分茹で火を止めます。
  • 冷水に取り、10分間水に浸せばあく抜きは終わりです。

炭酸(重曹)であく抜き

材 料(2~4人分)

わらび・・・・・・・200g
水・・・・・・・・・・1.5L
炭酸・・・・・・小さじ1

やり方

  • わらびの根元の硬いところを切り落としておきます。
  • お湯を沸かします。
  • 沸騰したら火を止めて、炭酸を入れます。
  • すぐにわらびを入れ蓋をしておきます。
    このときわらびが、すべてお湯に浸かるようにしてください。
  • 半日あるいは一晩そのままにします。
  • 水で洗って完成です。

わらびの昆布ジメやお浸しを作るときはこの方法が良いと思います。
わらびがシャキシャキして、色もきれいに仕上がります。

わらびの煮物は、どちらの方法でも同じようにできます。
時間が早い分、小麦粉のほうに軍配かもしれません^^

保存は塩漬けか冷凍

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大量にわらびがあって、保存たいときは、塩漬けにします。
新鮮なもので作ってください。

やり方

  • わらびの根元の硬いところを切り、ひと握り位ずつに束ねます。
  • 塩漬けする容器の底に塩をたっぷり振り、束ねたわらびをすき間なく並べます。
  • その上に塩を振り、同じようにわらびの束を並べ塩を振ります。
  • これを繰り返し最後に塩を振り、落としぶたをして重石をのせてください。
  • 漬け汁があがったら、わらびの半分の重さの重石に替えましょう。
    わらびが漬け汁でかくれるようにします。

※あくが強いので、夏になると漬け汁が茶色に変わることがある。その時は、漬け汁を捨てて水洗いし、同じようにして漬け替えると良いです。

塩漬けわらびの戻し方

  • 大きめの鍋に水を入から入れて沸騰するまで火にかける。
  • 沸騰したらわらびを入れる。
  • 煮立てずに上下を返し火を止め、冷めるまでそのままにしておく。
  • 水を何回か取り替えて、塩分がなくなるまでさらす。

塩漬けすると、アクがきれいに抜けてしまいます。
常温で長く保存ができますが、漬け汁からわらびが顔を出さないようにしてください。

冷凍もできます

1~2週間ほどで食べきってください。
保存期間は、冷凍やけを起こすのでポリ袋に入れて冷凍し、バキュームシーラーなどで空気を抜きます。