GWにフリープランで台湾旅行☆台北おすすめスポットとグルメの現地予算は

台北

 

台北は気軽に観光できるので、アジアのなかで人気がありますね。
今年のゴールデンウイークに、渡航予定の方がたくさんいらっしゃると思います。

ここでは、台北の数ある穴場の中から、おすすめスポットの紹介やグルメなどの現地予算についてお伝えします。

 

GWにフリープランで台湾旅行
台北おすすめスポットとグルメの現地予算は

台北

台湾は近くて安全で、とても行きやすいところですね。
日本語を話せる人も多く、バス停や公園で話しかけられたリしますよ。

台北では、英語を流ちょうに話す人も多く、日本語・英語・中国語が使えます。
台湾には、内省人(もともと台湾に住んでいた人)と外省人(中国大陸から来た人)がいて、内省人は、台湾語を話せる人も多いようです。

もともとの台湾の文化と大陸から伝来した文化が融合して、中国とは違った魅力的な文化を作り上げています。

 

臺北戯棚 TaipeiEYE

臺北戯棚は、台湾の中心的な伝統舞踊劇場で、京劇や獅子舞や雑技など楽しめます。

化粧の仕方や衣装のつけ方などをロビーで実演してくれ、間近で見ることができ、伝統楽器の演奏もあります。
舞台が終わった後は、一緒に写真撮影したり、おしゃべりしたり、まるで友人の舞台を見に来たような錯覚にさせてくれるサービスがすごいです。

  • 住所
    台北市中山北路二段113號3
  • 上演日とチケット料金
    月・水・金曜日:20:00開演(上演時間約60分)・・・・・・550元
    土曜日:20:00開演(上演時間約90分)・・・・・・・・・・880元
  • 上演プログラム
    2016年4月29日・・・・・白蛇伝(白蛇の恋の物語)
    2016年4月30日・・・・・百戯剪影と白蛇伝(白蛇の恋の物語)
    なお、5月のプログラムはまだ発表されていません。
  • アクセス: 台北捷運民權西路出口1→民權東路一段方向→中山北路二段から錦州街へ

 

猫空と指南宮

かわいいロープウェイで、山をいくつも越えていきます。
床がスケルトンになっているボックスもありますので、お好きなほうを選べます。

猫空

台北の南に位置する動物園駅から、猫空ロープウェイで山をいくつも越え4kmほど行くと猫空到着です。
なんといっても台北市内を見下ろして、まったりりお茶やランチをするのが最高!!
猫空で一番高いところにある「清泉山荘」のロケーションは素晴らしい~

また、自家農場のお茶を提供してくれるカフェや、猫空のお土産店もあります。
カフェで注文した残りの茶葉は、お持ち帰りでき自分のお土産に嬉しいもの。

猫空と聞くと、ネコが多いのではと感じるネーミングですが、犬のほうが多いような気がします。
大きな犬を多頭飼いしている家も珍しくないようで、時々道路に出て走り回ってるのでご用心!

指南宮

猫空ロープウェイの終点猫空の一つ手前の駅で降りると、道教の廟「指南宮」があります。
山全体に荘厳な廟が点在し、全部回るには少々くたびれてしまいます^^
道教は仙人を目指しているわけですから、不老不死の仙人になるために身体を鍛える山ということもうなづけますね。
365日の誕生日の神様がいらっしゃいますので、自分の神様を探してみてください。

ここも、日本と縁があるようで、梵鐘生産日本一富山県の高岡銅器の大きな釣鐘が寄進されていました。

猫空ロープウエイ

  • 運行時間:9:00~21:00(金曜9:00~22:00、土曜8:30~22:00、日曜8:30~21:00)
    月曜はメンテナンス日のため終日運休(国定休日にあたる場合は順延)
  • チケット代:70~120元(乗車区間により異なります)
  • 悠遊卡(Easy Card)でチケット購入が便利です。
  • アクセス: 台北捷運文湖線終点猫空下車→猫空ロープウェイ

 

二二八和平公園

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市内にある大きな公園で、国立台湾博物館や台北二二八記念館が公園内に、近くに中華民国総統府や国史館台北館があります。
台湾の歴史に興味があれば、ぜひ訪れたいところです。

二二八和平公園では、多くの人が散策したり、体操したりとくつろいでいますが、その脇を台湾リスが走り回っているではありませんか。
そこで、アーモンドや落花生などのナッツをあげてみたところ、なんと人間の手から受け取って器用に食べるのです。
ご馳走があると気づいたリスがたくさん集まってきて、食事タイムになります。
こちらも幸せな気持ちになり、あっという間に至福な時間が過ぎてしまいます。

  • アクセス: 台北捷運淡水線台大医院駅下車前
  • お願い: リスの健康のため、塩が付いている味付けナッツではなく自然なものをあげてくださいね。

 

中華民国総統府と国立台湾博物館

二二八和平公園の中や隣接しているので一気に回りたいですが、けっこう時間がかかります。
午前中は総統府の見学、お昼を食べて台湾博物館、公園でおしゃべりして、リスと遊べばもう夕方。
その後、淡水線で古亭に行き客家料理はいかがでしょう。

中華民国総統府

総統府の建物は日本統治時代に、建築家・長野宇平治により竣工され、総督府の庁舎として使用されていました。第2次世界大戦末期には空襲に遭い、ルネッサンス様式の美しい建物はひどく損傷を受ました。しかし、民国35年(1946年) 台湾の主権回復とともに再建されました。

総統府のシンボルの塔の中には、上棟式のお札が収められていて、 3ヶ月に一度(第一日曜日)の一般公開の日に見ることができます。
朝と夕方には、 楽隊と衛兵が行進する国旗掲揚式があります。
平日の午前は、台湾人と日本人に一般公開されており無料で見学できるので、予約をしてパスポートを持っておでかけください。

中国語と日本語の案内をしているボランティアの方がたくさんいらっしゃるので、展示の解説をしていただけます。

国立台湾博物館

日本統治時代第4代台湾総督・児玉源太郎氏とその下で働いた後藤新平民政長官を記念して「兒玉後藤紀念館」として建設された、台湾最古の博物館です。

列柱とドームを持つギリシャ風の建物内部には、イタリア産の大理石がふんだんに使われ、天井のステンドグラスには児玉家の家紋である軍配団扇と後藤家の家紋である藤を組み合わせた図案が使われていました。
その一部が今も3階に保存されています。
どうしても見たい方は、相談されると見せてもらえるかもしれません。
普段は灯りも消えていて、スタッフの方が案内してくださいますので、混んでいるときは遠慮したほうがよさそうです。

常設展と企画展があり、常設展は台湾の先住民族の文化と自然が紹介されています。

  • 開館時間 本館&土銀展示館9:30~17:00
  • 休業日 月曜旧暦の大晦日と元日
  • 日本語 不可
  • 入館料金 : 大人30元

 

客家料理とマンゴー氷

台湾で美味しいものといえば、食べ物は客家料理、スイーツはマンゴー氷といっても過言ではないでしょう。
もちろん台湾には美味しいものがたくさん、いろいろですが。

台湾人はベジタリアンも多く、食や健康に対する意識が高いので、街角の定食屋さんにもベジタリアン食があります。
ベジタリアン食は「素食」といい、どこでも食べられるのでチャレンジしてみませんか。
野菜の種類か豊富なので、青菜炒めだけでも数種類あるのですよ。

客家料理

客家とは、漢民族で古代中国(周から春秋戦国時代)王族の末裔の移動集団の人々のこと。
戦乱から逃れるため中原から南へと移動し、定住を繰り返し移住先では原住民から見て“よそ者”であるため客家と呼ばれたとか。

客家料理は、携帯や保存の利く漬物・乾物・燻製をよく利用し素朴な料理で、過酷な労働を維持できるように工夫されています。
味付けはやや濃いめですが、スープは逆にあっさりしてバランスが絶妙です。

檳榔の花の炒め物があるのですが、日本では食べられないのでぜひ!
私の大好物なんです^^

客家料理店は台北市内にあちこちにありますが、私のお気に入りのお店をご紹介します。

「擂茶」が有名な晉江茶堂

  • 住所: 台北市晉江街1號
  • 営業時間 : 11:00~14:30、16:30~21:00  日曜日休み
  • 値段:    二人分のコースで500元から
  • アクセス: 台北捷運淡水線古亭出口9→和平西路→晉江街
  • 建物は昔の日本家屋です。

マンゴー氷

おすすめは、行列ができる人気店「アイスモンスター」
とろけるかき氷は、最近は他の店でもやってますが、20年ほど前にアイスモンスターが考え出したのが始まり。

氷がジュースでできていてかき氷器でおろすと、まるでレースかオーガンジーのフリルのように器に落ちてきます。
それが、山盛りに盛られマンゴーとアイスクリームが添えられ実に美味しい!
冷たいもの苦手の私でも、これならサクサクいけてしまいますよ。

  • 住所: 台北市忠孝東路四段297號
  • 営業時間:  10:30-23:30 無休
  • 価格:   約200元
  • アクセス:  國父紀念館捷運站 1號出口 – 步行2分

メニューと価格はこちら~

台湾焼氷とマンゴー氷の味と値段やアクセス☆東京や大阪でも|世界ふしぎ発見 

迪化街

中国大陸とはちょっと違った、中国っぽいストリートです。
乾物フカヒレやアワビ・漢方薬・塩漬け・お茶などのお店がぎっしり立ち並び、何とも言えない香りが充満して好きな人にはたまらないエリア。
お土産におすすめは香辛料や乾物。
びっくりすりほどお安く手に入りますよ。

貿易の中心地として栄えた市場があり、その周辺の老舗のおかゆ専門店や饅頭店もおすすめです。
市場には日本では見られない物も並んでいるので、お店の人に聞いてみてください。
親切に教えてくれます。ただし混んでいるときはNGです。

滞在費と悠遊カード

使い方にもよりますが、ご紹介したように台北の滞在費は、それほど多くはかかりません。
観光と普通の食事、MRTを利用すれば、1日5000円もあれば十分楽しむことができます。
例えば、朝ごはんは30元ほどで食べられます。(もちろん美味しいですよ)
ただし、101や高級レストランは、日本と変わりない値段です。

台北に行いたら、悠遊カードを購入されることをお勧めします。
MRTや市内バスや高速バスも乗れ、しかも2割引き。
コンビニや台北捷運各駅窓口で簡単に購入し、帰国の際は残った分を払い戻しもできるので安心です。

 

台北を歩くと古き良き時代の日本を感じ、日本と親密な関係のある国だなあといつも思います。
この国の人々の、やさしさやおおらかさも魅力の一つです。