4月7日秘密のケンミンSHOW★春のSPでは「福島円盤餃子」について放送されます。
福島は、宇都宮や浜松と同じくらい『餃子』で有名で、福島のソ-ルフードって知っていましたか?
私が知っているのは、飯坂温泉の共同浴場で温泉を堪能し、風呂上がりのほてりを少しのビールでしずめながら大量の餃子を食べるという醍醐味。
ここでは福島円盤餃子の有名店・照井と満腹についてと、ランチや持ち帰り情報、お家で手作りしたい人にレシピの紹介をします。
福島円盤餃子の老舗☆満腹と照井
福島市内には飯坂温泉街を中心に50年、60年の歴史をもつ円盤餃子のお店がいくつもありますが、もともとは戦後満州から引き上げて来た方々が広めたということで知られています。
円盤餃子の照井
先代店主、佐藤喜四郎が1953年に始めた居酒屋が照井の前身。
中国満州で味わった餃子を再現しようと試行錯誤して、無駄なく焼くため円盤になったとか。
福島・飯坂温泉にあり温泉名物にもなっている『円盤餃子』
注文を受けてから具を包むというこだわりで、自家製の薄皮や多めの油で焼き上げる製法のため、驚くほどパリっとした独特な食感。
具はキャペツなどの野菜が中心の具材でにんにくが効いています。
肉は青森産の三元豚の赤身。
脂身が少ない赤身肉とたっぷり野菜で、食べた後もしつこさを感じず女性でも一皿ぺろりと食べられます。
一皿(22コ) 1150円 半皿(11コ) 600円
お店住所
住所: 福島県福島市飯坂町錦町1-21
TEL: 024-542-4447
営業時間: 17:00~23:00(餃子がなくなり次第終了)
定休日: 毎週水曜日
円盤餃子の満腹
こちらも円盤餃子発祥の店と言われる『満腹』
適度な厚さの皮は、2種類の粉をブレンドした完全手ねりでツルツル・シコシコ・モチモチで、周りはサクサク表面はパリッ。
皮を手練りしている餃子を食べられるのは福島市ではここだけです。
餡は白菜たっぷりで熱々の肉汁が染み出すほど。
ニンニクは入らず、別皿で提供されます。
小ぶりの餃子は、野菜たっぷりなので味もさっぱりなので、一皿30個完食できます。
タレもこだわっていて、自家製のラー油を器にまず入れて、千葉産の酢、喜多方産の醤油の順に加えて食べるのです。
フードメニューは円盤餃子、水餃子、湯豆腐、御新香、冷奴、枝豆のみでライスもないのです。
ひたすら餃子を食べたいひとむきでしょう。
一皿(30個) 1620円
お店住所
住所: 福島県福島市仲間町1-24
TEL: 024-521-3787
営業時間 : 月・木・金 16:30- 土・日11:40- (餃子がなくなり次第終了)
定休日 : 火曜日・水曜日
駐車場: 店内飲食2000円以上で1時間分の共通駐車券を進呈
ランチと持ち帰り
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福島では、餃子は夕方や夜に食べる習慣のようです。
お店も夜中心に営業されています。
ランチは満腹で土日にできる
営業時間照井
- 17:00~23:00
- 定休日 毎週水曜日
営業時間満腹
- 月・木・金 16:30~
- 土・日 11:40~
- 定休日 火曜日・水曜日
お持ち帰りは
- 満腹・・・30個から10個単位で、箱代として別途54円。
- 照井・・・餃子、野菜いため、焼きそば、ピリ辛メンマ、餃子のたれがあります。
手作りレシピ
お家でも、おいしい円盤餃子が作れます。
手作りの皮はムチムチして美味しいので、つくってみてください。
もちもち餃子の皮
餃子の皮から手作り、材料は強力粉だけ
材料 40個分
- 強力粉…300g
- 熱湯…200CC
作り方
- 強力粉をふるい、熱湯をかけ菜箸で混ぜ、ぽろぽろとしたら玉にまとめ、5分ほどこねる。
- 生地を切り分け、ひとつずつの麺棒で丸く伸ばす。
餃子のタネ
白菜の水分をしっかり絞る。隠し味に、福島円盤餃子発祥の老舗店でも使っているという顆粒だしを少々。
材料 40個分
- 豚ひき・・・・150g
- 白菜・・・・250g
- ニラ・・・・1束
- ザーサイ・・・20g
- すりおろし生姜・・・・・・小1
- オイスターソース・・・・大1
- 顆粒だし・・・・・・小1
- 酒・・・・・・・・大1
- 醤油・・・・・・小1
- ごま油・・・・・小2
- 白菜もみ塩・・・小1
作り方
- 野菜はみじん切りにし、白菜は塩をかけ15分ほど置き、水分をきつくしぼる。
- すべての材料をよく混ぜ、30分ほど寝かせる。
- タネを皮で包む。
円盤餃子の焼き方
ぎっしりと隙間なく円盤状になるように餃子を並べます。
羽根を作るために小麦粉水と、仕上げにごま油を使います。
羽根の材料 フライパン1つにつき
- 小麦粉・・・・・10g、
- 水・・・・・・・・150g、
- ごま油・・・・・適宜
焼き方
- フライパンにごま油を多めにひき、餃子を円盤状に隙間なく並べ、中火で2分ほど焼きます。
- 小麦粉を水で溶いたものをフライパンの中の餃子が半分隠れるくらい入れ、ふたをして中火で5分ほど蒸し焼きにします。
- ごま油を適宜流し入れ、香りづけと色づけをします。強火で2分ほどです。
キツネ色に焼けたら出来上がりです。 - フライパンの上に大皿をのせ、ひっくり返して盛り付けます。
※羽根を作らない時は、水のみで蒸し焼きし、手順は変わりません。
たっぷり野菜の美味しい餃子をたくさん召し上がれ~