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免疫ビタミンアップのLPSでインフルと花粉症予防と食材☆世界一受けたい授業

LPS

 

2月20日世界一受けたい授業 1時限目 免疫学者の杣源一郎先生『病気になる人、ならない人を分ける 夢の物質「LPS」とは』が放送されます。

健康や長寿は、免疫を活性化させることは周知のとおりですが、それを実現できる夢のような物質が「LPS」だということです。

さて、免疫活性化のビタミンLPSとはいったい何でしょう?
有効な食材や運動と生活習慣はあるのでしょうか?
今回はこの疑問に迫りたいと思います。

免疫活性化のビタミンLPS

LPS

アレルギー体質にも老化にも、病気にもならないすごい物質があったなんて!と思ってる人は必見です。
最近、免疫や細胞の研究が進んでいろいろなことがわかってきました。

LPSとはなに?

ちょっと話が難しくなりますが、LPSとは「リポ・ポリ・サッカライド」の頭文字をとった略です。
リポ(lipo)・・・・「脂質」
ポリ(poly-・・・・「多い」
サッカライド(saccharide)・・「糖」
をそれぞれ意味し、脂質と多糖から構成される物質、つまり糖脂質のことです。
マクロファージを制御するグラム陰性菌細胞壁外膜の構成成分です。

簡単に言えば、『LPSは、わたしたちの体を守ってくれるマクロファージの元気のもと』みたいな存在ですね。

免疫恒常性にLPS

免疫機構は、外部病原体から身体を守るための免疫亢進系と、過剰な免疫亢進を防ぐ免疫抑制系があってバランスをとって機能していることを免疫恒常性といいます。

アレルギーなどは、この免疫恒常性が保たれなくなった状態、つまり自分が出した物質なのか外部から侵入した物質なのか判断が付かなく、恒常性システムが制御不能の状態です。
その制御不能の状態から脱出させてくれる物質がLPSともいえます。

杣源一郎著『「免疫ビタミン」のすごい力』もお読みください。

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LPSの効果☆インフルや花粉症の予防にも

免疫恒常性にLPSが活躍してくれるおかげで、下記のような効果があります。

  • 花粉症の予防
  • インフルエンザや風邪の減少
  • アレルギー体質の改善(特に幼児期のLPS不足はアレルギー体質になりやすい)
  • 炎症抑制作用がある(ステロイド使用の人は量を減らせる)
  • 体の毒(異物)を排除する(副作用がみられない)
  • 薬との併用ができる(もともと自然界にある物質なので)
  • 病気をしにくくなる。(健康で長寿になる)
  • 高脂血・糖尿病・骨粗しょう症・アルツハイマーの予防・がん予防&抑制効果

などいろいろな効果が期待されています。

免疫力アップ食材や運動と生活習慣

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自然界においてLPSは腸内細菌に由来するほか、食用植物や漢方薬にも付着していることから、普段の食事や生活を少し変えることで健康や老化防止なるのではないかと思います。

LPSを多く含む食材

  • 玄米
  • 海草(メカブ・わかめ)
  • キノコ
  • 玄米漢方薬、
  • 明日葉
  • 大豆
  • トマト
  • 蕎麦

LPSの一日に必要な摂取量は500マイクログラム。
玄米お茶碗1杯で640マイクログラムで1日分が摂取できます。
玄米の力はすごいですね。

LPSと運動や生活習慣で病気にならない

  • 正しい呼吸で 酸素不足を解消(現代人は浅い呼吸をしがち)
  • リラックスして、楽しく積極的な生活を。
  • ほどほどの睡眠(短すぎず長すぎず)
  • 腸の働き改善(調整作用のある、腸が喜ぶ食物を)
  • 適度なウォーキングや運動(大腿筋は身体の中で一全身の血流を促し、異物を排出を助る)
  • マッサージ(体中の血液循環がよくなり、老廃物や異物の排出を促す)

免疫をさらに活性させるため、LPSを含む食物をとり、適度な運動や規則正しい生活習慣を身につけることが、健康長寿の秘訣のようです。
これって、中国武当山の仙人たち(道教の修行者)の生活そのものです。